リモートワークで浮き彫りになった「コミュニケーション不足」の対策とは何か。

以前、リモートワークの弊害について記事を書きました。
リモートワークの課題。

2010年代に入り、「働き方の柔軟性」を追求していく動きについては、至るところで叫ばれていました。時間外労働に対する削減も、大企業を中心に進んでいるのではないでしょうか。

しかし、「働く場所」についてはなかなか検討が進んでいないように感じていました。ただ、今回、多くの企業は新型コロナウイルスと言う緊急事態によって、止むを得ず「リモートワーク」を導入しなければならなかった。

意図せぬ事態ではありましたが、結果として、「働く場所の柔軟性」というのが大きく進展した年と言えます。

では、今後、リモートワークが導入された組織の中でいかに運営していけば良いのか。
そのあたりを書いていこうと思います。

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リモートワークの大きな課題

ITシステムの導入やどんなWEBツールを利用するかなども大きな検討事項ですが、最大の課題は、これまで職場で気軽に出来ていた「コミュニケーション」が出来ないことです。

そこから、亀裂が生じている組織も少なくないかと思います。

社内でのコミュニケーションでは。

これまでは、出社すればチームのメンバが揃っていた。実はそこにいるだけでいろんな情報が溢れていたんですよね。

・顔の表情
・雰囲気
・話し方
そういったものから、機嫌が良いのか、悪いのか。体調が良いのか、悪いのかが伝わってきた。その伝わった情報から、メンバへの話し方を変えていたケースもあった。それが、今は「テキスト」がメインのコミュニケーション。とてもドライで、お互いが持っている空気感が非常に読みにくい。

リモートワークでは、そうした「雰囲気」的な情報が見えにくくなり、テキストのみで色々なものを判断しなければならなくなりました。

結果として、このようなコミュニケーションの困難さ、対面での会話が減少したことにより、鬱のような症状を発症した人もいるようです。

色んな意味で注意が必要です。

チーム力の強化。

今回のオンライン化は、組織としての運営のあり方、チームとしてのあり方を改めて見つめ直す良い機会になると思います。

では、どうすれば良いのか。

定期的なコミュニケーションの時間を意識して設ける。
これに尽きるのだと思います。
その方法について、下記記事にヒントが記載されています。

シゴトバ
バーチャルオフィスツール比較6選。種類や、選ぶ際に気を付けるべきポイントとは?

https://shigoto-ba.com/archives/3470

バーチャルオフィスを利用する。

どのツールを使うのかは組織によって要検討です。ただ、いずれにしても上長からの働きかけが必要でしょう。定期的な情報発信を戦略的に設けるべきです。メンバ内の負担にならないようにと言うのが鍵です。

とにかく、組織の長が変えていくしかありません。

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