残りの人生を豊かに生きるために「考えるべき視点」とは何か。

人生100年時代と言われていますね。
日本はこれから、いまだどの国も経験したことのない超高齢化社会に向かっています。
そんな中で、誰もが願うでしょう。

「長い人生を豊かに生き切りたい。」

では、どうすれば豊かに生きることができるのでしょうか。

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「残りの時間をいかに使っていくか」と言う視点。

あくまで100歳まで生きると仮定すると、今50歳の方でも残り半分。
50年と言う時間が残されています。
若い方々は、さらに膨大な時間が残っています。

ある意味、気の遠くなるようなその時間をどのように使っていくか。
その使い方次第で、人生の「豊かさ」と「方向性」が大きく変わっていきそうです。

そのために、まず最初にすべきことは何か。

それは、

「自分にとって、豊かに生きるとはどういうことか。」

その問いに自ら結論を出すことだと思います。

そもそも「豊かさ」とは何か。

「豊かさ」の意味とは。

辞書によると、

1 満ち足りて不足のないさま。十分にあるさま。
2 経済的に恵まれていてゆとりのあるさま。
3 心や態度に余裕があって、落ち着いているさま。

とあります。

やはり、人の価値観によって豊かさの定義は様々でしょう。

経済的な視点で言うと、
・大量の物や資産を手に入れること
・一生お金に困らないだけの貯蓄を持つこと
・カッコ良い車と大きな家を手に入れること

他者との関係性でいうと、
・友達と趣味を共有しながら人生を楽しみたい
・仲間と事業を成功させたい
・家族と幸せに暮らしたい
・好きな人が隣にいて欲しい
・より良い人間関係を築いて行きたい

個人の欲望で言うと、
・挑戦し続ける人生でいたい
・楽しいことをやり続ける人生でいたい
・自分自身に決定権のある人生でありたい
・インターネットを使って世の中をよくしたい

こんな形で人生の豊かさを定義する人もいると思います。
何を持って「豊かさ」とするのか。
それは、一人一人が自分の答えを持つべきなんですよね。

みんなが持っているものは、果たして自分も必要なのか。

例えば、漠然と下記のような行動を取ることはないでしょうか。
・周囲の友人がマイホームを購入しているし、この地域では当たり前だから、ちょっと無理してでもローンを組んで新築を建てよう。
・同僚が貯蓄をしているから、自分もなんとなくやっておいた方が良いかな。
・先輩が生命保険に入っていて、私も将来不安だし入っておこうかな。

同調圧力というわけではないです。
ですが、将来の資産形成に関しては、自分自身が本当に必要なのかどうかを真剣に情報収集し、考えて決めるべきことです。それをせずに、なんとなく周りがやってるからという理由で行ってしまうことは危険です。それが、その人自身の豊かな人生に繋がるのかは不明です。

自分にとっての「豊かさ」を定義する

世の中の当たり前を疑い、自分用の常識を作っていくこと。
これまで社会にあった「テンプレート」は、きっと大きく崩れていきます。
サラリーマンとしての働き方でさえ、終身雇用制度や新卒一括採用、メンバーシップ型雇用など、これから崩れていく制度は増えていきそうです。

壊されたテンプレートは、また新しく書き換えられていきます。
そのような新しい考え方や価値観を怖いと思わず、利用出来るようなマインドを持たなければなりません。一人一人にとっての豊かさはそれぞれです。

自分は、何を持っていたら豊かなのか。
自分は、何をしていたら幸せなのか。

それに人生を捧げるような生き方こそが、よりベターだと思います。

芸術に没頭し、友人から見れば人生が破綻しかけていても、それでも小説や絵や映画を作り続けたい。そう願って生きる人生も、やはりその人にとっては人生の豊かさだと思うのです。

本意でない人生を生きて、100年生きたその先に後悔がないように。

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