元気な時にこそ、「こころの定期検診」も必要ではないか?

来月、会社の定期検診に行ってきます。
昨年は、コレステロールの数値が高かったので、少しでも改善してれば良いのですが。

最近、「こころの健康予防」について気になったことがあります。

というのも、身体が健康な時でも定期検診が必要であるように、精神が安定している時にも「こころの定期検診」を行う必要はないのだろうか?と。

そして、こころの健康に対する予防は有効なのか?と。

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身体の健康診断について

例えば企業は、「労働安全衛生法」によって健康診断を実施することは義務づけられています。私はこれまで3社を渡り歩いてきましたが、全ての企業で身体の定期検診を1年に一度受診してきました。

ただ、こころの定期検診というのはまだ受けたことがありません。現状、こころの不調というのをまだ経験していないということもあると思うのですが。

身体同様、こころが不調になってしまってからでは遅いこともあると思うんですよね。病気になる前に出来ることはあると思います。元気な時にこそ定期的にこころを診断し、自らメンテナンスをしていくような取り組みも重要なのではないかと思っているのですが、実際どうなのでしょうか。

「予防」という概念について

予防医療と言うものがあります。

・1次予防=適切な食生活と適度な運動によって健康的な身体を維持したり、予防接種を受けるなどして病気を未然に防ぐこと
・2次予防=定期検診や検査などで早期に病気を発見することにより、病気の早期治療に取り組むこと
・3次予防=病気になっても適切な治療などにより病気の増悪防止に努めたり、リハビリテーションにより病気の回復や再発防止を図ること

http://www.yobou-iryou.jp/about.xhtml

私自身、この1次予防と2次予防について、意識的に取り組んでいました。
・定期的な運動(ジョギングやストレッチなど)
・偏らない食生活(特に野菜は意識して摂取)

少し話がずれてしまうかもしれませんが、
・定期的な歯科検診
・定期的なマッサージ

なども行っています。
このように身体の健康に対しての予防策はたくさんあると思います。

「こころの病」を未然に予防する取り組みは出来ないものか。

企業としては、「労働安全衛生法」によって、常時使用する労働者数が50人以上の事業場ではストレスチェックを年に一回実施することが義務化されています。そこで悪い結果が出れば実際に動き始めるといった感じでしょうか。

ただ、理想は健康な時にこそ動き始めたいとも思うのです。学生もアルバイトも派遣社員も契約社員も正社員も、主婦も高齢者も関係なく、こころの病気にならないための予防です。

【有効な予防策】
・規則正しい生活を心がける
・ストレスを溜めない
・自然と触れ合う

色々自分たちでやれることもあるのでしょうが、そこにお医者さんなどのプロの方を交えた予防です。

例えば、精神科/心療内科などは心の不調が続いている時に受診する人がほとんどだと思うのですが、こころの不調に陥る前に何か予防は出来なかったのか。その予防という段階で、プロの力を借りることはできないのか。

自発的に心のメンテナンスを行うためには、どこに頼ればよいのか。 メンタルトレーニングやらカウンセリングという分野になるのでしょうか。

一人一人が自分自身をマネジメントする時代

人生100年時代と言われているように、多くの人が長生きする時代になりそうです。その中には、辛いことも悲しいことも苦しいこともたくさんあると思います。

元気な時にこそ、自分の力で立ち直れる強さを身につけていたいですし、元気な時にこそこころと向き合ってメンテナンスが出来る社会になれば良いなぁとも思います。

「元気な時の、こころのメンテナンス」

今後、もう少し調べてみたいと思います。

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