仕事のプレッシャーと共存するために有効な一つの考え方。

仕事ってストレスが溜まりやすいですよね。

私自身も、営業という職種で仕事をしていると数字のプレッシャーでストレスが溜まります。不安だったり、恐怖という言葉が近いでしょうか。それらの感情とどのように付き合っていくか。その技術は、営業職の方それぞれが自分なりの方法で持っていることでしょう。

そこで今回は、私が今実践している「プレッシャーとの付き合い方」をご紹介します。
結論から言うとそれは、「仕事は、自分自身を使った実験である」と捉えることです。
ゲーム感覚で取り組むということですね。

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仕事は、自分自身を使った実験である。

誰もが理想の状態(欲しい結果)があると思います。それに辿り着くための理論や仮説を設定し、試行錯誤しながら進んでいくでしょう。

自分自身を、その過程の主人公ではなく「実験台」のようなイメージで捉えると言うのが今回の考え方です。そして、もう一人の自分が実験台の自分自身を俯瞰してみて指示を出していく。そうすると、失敗や数字の未達に対する責任はもう一人の自分にあるような感覚になります。

実験に失敗はつきもの。 仮説と検証を繰り返す中でうまくいかないこともありますが、こういう考え方で仕事をしてみると、少しは気が楽になりますね。

物語を共有し共感する時代。

この考え方は、仕事だけにしか活用出来ないものではありません。

最近では、いろいろ実験しながら生きている人が多いなぁと感じています。誰もやったことがないようなことに、組織としてではなく個人として取り組んでいる。

また、そうした実験の物語をSNSなどを使って簡単に共有出来るようになりました。そして、共感出来るもの同士が集まるようになった。例えば、YouTubeをみてもそうだと思います。日々の平凡な日常を映像として撮影し、それを見るために人が集まる。何か特別なことが起きるわけでもなく、ただ、共感したり羨んだり、参考にしたりする。YouTuberは、どうしたらもっと多くの人に見てもらえるか、色々実験しながら動画制作を行っていると思います。

これまでテレビでタレントの日常を見ることは出来ても、一般人の日常を見れるツールはなかったです。しかし、SNSの普及によって簡単に出来るようになりました。まさに一億総タレント化の時代ですね。

つまり冒頭の話に戻すと、営業を実験と捉えて様々なチャレンジをすれば良いのです。そして、ちょっと笑えない失敗や悔しい経験などを自分の物語として共有してみるのも面白いかもしれません。

まとめ。

ということで、まとめます。

営業という仕事は数字が一番大事であり、結果が全てです。
※もちろん大事にしている指標が売上なのか利益なのかは企業によって違うのかもしれませんが。

冒頭で話した「営業は実験である」という感覚があれば、良い意味で失敗を恐れず、行動量を増やせそうでもあります。そして、行動量が増えれば、自ずと目標数値に着地出来るのではないかという目論見です。

そして何より、その数字を出すためのプロセスを実験感覚で取り組めれば、結果が出るかどうかはまた別の話ですが「面白い時間」になると思います。令和の時代はきっと、持っているスキルと同じくらい「物事を楽しめる能力」というものも重要な気がしています。

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