採用代行サービスとは何か。

皆さんは、「採用代行サービス」をご存知でしょうか。
RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれています。

私もこのサービスを利用したことがあるので、
今回はサービス紹介の意味を込めて記事を書いてみます。

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最近の採用担当者は大忙し。

近年、各企業の採用担当は大忙しです。
インターンシップでの早期選考が主流になってきたので、本選考と合わせて通年で採用活動を行っている企業も増えていることでしょう。

忙しすぎて、残業が増えてしまった・・なんて問題が出ている人事部もあるのではないでしょうか。
働き方改革を積極的に伝えていかなければならない部署なのに、「実は自分たちが一番働いていた」なんて皮肉な話もあり得ますよね。

人事部は、採用以外にも人事制度の企画だったり、給与の支払い、異動処理や研修など業務は多岐に渡ります。ITの導入や人事システムの刷新で業務を効率化し、時短に繋げる方法もあります。しかし、ITだけでは処理出来ない「思考」が必要な業務もあります。

そんな業務の一部をアウトソースすることによって、工数削減/業務効率化など一定のメリットがあるはずです。給与や経理、総務業務だって外注する時代。採用業務も外の専門業者にお任せするメリットを考えていきます。

データ管理をお任せ出来る。

現在、新卒採用の媒体ってめちゃくちゃありますよね。
リクナビ、マイナビ、ONE CAREER、外資就活、キャリタス・・・。

複数利用してる企業も多いでしょう。

全ての媒体を毎日チェックしに行って、エントリー者を管理していく。これ、他の仕事も並行しながら行っていくのは本当に大変です。繁忙期の3月4月は新入社員の研修などもあり、なかなか難しい。さらに業務の特性上、こういうデータ管理は、時間はかかるけど誰がやっても同じなんですよね。

だったら、採用のオペレーション管理に特化している外部の専門部隊にお任せしても良いと考えます。

スカウト送信をお任せ出来る。

最近だと、ダイレクトリクルーティングと言うサービスが多く使われるようになりました。
ダイレクトリクルーティングの導入に必要な7つの視点

これも、物凄く工数の取られる仕事です。

一人一人の学生プロフィールをみて、その学生に適した文章を組み立てなければならない・・。
だったら、「送信処理だけ」をプロに任せて、その後の学生対応のみを引き継ぐなんてことも可能です。もちろん、ターゲットとする学生像や自社のアピールすべき特徴を代行会社にしっかり共有することが大前提になりますが。

採用体制のあり方について

コロナの影響もあり、働き方や組織のあり方は加速度的に変化していくでしょう。

このような事態に直面した時に求められるのは「組織の機敏性」です。もしかしたら経営陣は、こういった時代にも柔軟に動けるような企業を目指していくかもしれません。それは「組織のスリム化」を行なっていくということです。

内製すべき業務/外注して良い業務の棲み分けを再定義するでしょう。

人事業務も同様です。

そもそも採用のオペレーション業務を担当者が処理するのは非効率ですよね。ノンコア業務でありながら、時間ばかりがとられてしまいますから。

社会に何が起こるかわかりません。採用難に陥る前に、学生としっかり向き合える採用体制を築くべきです。そのためにも、一部の採用業務を委託すると言うのは悪くない選択肢だと思っています。

大切なことは自社の採用理念を構築していること。

欲しい学生像、自社の強み、今後の事業の方向性、そう言ったものをあらかじめ明確にしておく必要があります。

その上で、本当に採用代行が必要なのか。空いた時間を何に使っていくのか。

そして、ただ単に代行してもらうだけではもったいないです。代行会社は、様々な企業の採用活動を支援しているので、ノウハウや知見というものを持っています。

そう言ったものを引き出し、ぜひ利用していきましょう。

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