「採用ブランディング」に必要な3つの要素をご紹介。

ここ10年で個人に「発信する力」が定着し始めました。
このことは、企業側にも当然言えることであり、「採用活動」も同様です。

学生に対して「自社で働くことの魅力」を発信していく。
そのためには、「採用ブランディング」が必要です。

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採用ブランディングとは何か?

よく使われる言葉ですが、 採用ブランディングとは下記のようなイメージでしょうか。

『企業のビジョンや強みを学生にわかりやすく「視覚化」し、様々なメディアを通して伝える仕組みを構築すること。』

つまり、
「①どんな学生に、②どんなブランドイメージを、③どのように伝えるか」
この3点を明確に仕組み化することと言えます。

それでは、簡単にこの3つの概要を確認していきます。

①どんな学生に?

ターゲット選定に重要なのは採用担当者の熱意です。

「どのメディアを活用して企業をアピールしていくか」が出来るのは、求める学生を明確にしている企業(採用担当者)だけです。

ですので、ターゲットを明確にするために、例えば自社で活躍している人材を分析するなど深掘りしていかなければなりません。

「課題遂行力を持っている学生が欲しい」と言っても、課題を発見することに重きをおくのか、それとも解決するための実行力がより求められるのか、その視点の違いでもターゲットはかなり違ってくると思います。時間と労力がかかる作業ですが、まずはこの辺りを言語化していくことが必要です。

②どんなブランドイメージを?

どんなブランドイメージを伝えるのか。

それは、企業理念であったり、事業内容であったり、社風や社員の働き方、魅力的な先輩社員などをベースにして、「ターゲット学生にどう見られたいのか」という視点で落とし込んでいく必要があるでしょう。

要するに、自社に入社するメリットであり、価値をしっかりと定義することです。

③どのように伝えるか?

メディアを戦略的にデザイン出来れば、欲しい学生の獲得に向けて大きな力となるはずです。

採用メディアとしてすぐに思い浮かぶのは、
リクナビやマイナビなどの求人サイト、自社HP、採用パンフレットなどでしょうか。
合説や企業説明会もその枠組みの中にはいるかもしれません。
インターネットが当たり前の時代になり、 一人一人のコミュニケーションの手法も様々あり、企業と学生間での情報交換が簡単に行えるようになりました。

例えば、学生とのコミュニケーションをLINEで行う企業も増えました。

しかし、学生が当たり前に使っているTwitterやInstagram、Facebookなどを当たり前に使っている企業、もしくは使いこなせている企業というのはまだまだ少ないのかなという印象です。

ただ、お金をかけて広告を出しさえすれば学生は集まるという時代は恐らく終わりに近づいています。その企業に適した広報活動が求められている時代になったと思います。

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