人を好きになれる才能について。

人を好きになれること。
これって、簡単なようでとても難しいことなのではないかと思っています。

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人を好きになれることは、一つの才能。

人を好きになれることは、一つの「才能」だと思うのです。
どんな才能かと言いますと、その人に「巡り合える」ということもそうですが、何より「この人が好きだ」と心から思えること。

これ、とても難しいことじゃないですか?
そう思えること自体がその人の才能なのではないかと。

あとは、人を好きになるって、ある意味「臆病からの脱却」であるし、勇気が必要なんですよね。さらには、そもそも、自分に自信がないと「その気持ち自体」を信じることも出来なくなりますし。

そういう意味で、人を好きになるという気持ちは、勇気や自信など、いろんな才能の巡り合わせで生まれるものなのだと思うのです。

だから、とても凄い事です。

「その恋あたためますか」をみて感じたこと。

人を好きになることが素敵だなと思ったのは、2020年秋ドラマ「この恋あたためますか」のとあるシーンを見たからです。

簡単なあらすじ・・・
コンビニのスイーツ課で働く井上樹木(森七菜)は、「君が必要だ」と言ってくれた浅羽社長(中村倫也)のことをいつの間にか好きになっていた。しかし、浅羽社長は同じくスイーツ課の北川里保(石橋静河)とよりを戻し、再び付き合い始めた。ある日、浅羽社長から「スノードーム」をお土産としてプレゼントされたが、樹木はそれを浅羽社長に返してしまう。そして、従来からお世話になっている店長(飯塚悟志)から「なんで浅羽くんに(スノードーム)返しちゃったの?あれ、大事なお土産だったんじゃないの?」と聞かれてしまう。

その時のやりとりが下記になります。

樹木
「好きだから、返した。持ってると、ずっと社長のこと思い出しちゃうから。」

店長
「ふーん、幸せだね。そんなに誰かを好きになれるなんて。」

私は、この「幸せだね」という返しがとても秀逸だなぁと思いました。

樹木は社長と付き合えているわけではない。むしろ社長に振られているんです。それなのに「幸せだね」と言えるのは、考えさせられます。

店長は、人を好きになれる事それ自体が素晴らしい事だと伝えているんですね。

幸せの形。

何がその人にとっての幸せか。
それは、人それぞれです。
大抵の場合は、自分にとっての「幸せとは何か」ということは普段考えないので自分でも気付いていない人が多いように感じます。

あえて言わせていただくなら、人を好きになれる自分がいること。
それも一つの「幸せ」なことだと思うのです。

別に人を好きにならなくても良い時代に。

自分を好きにならなくても良いし、人を好きにならなくても良い。
今はそんな時代なのかもしれません。

それでも、人を好きになれること。自分のことを好きになれること。
人生の成功はいろんなものがあると思いますし、その人それぞれ定義も違います。

その中でやはり、

「好きな人(もの)がある」というのは、成功の類になるし、幸せな事だと思います。

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